大切なお花をきれいに残したい、花の保存方法3つ
花を残したいのはどんな時でしょうか?
例えば、
大切な彼からプロポーズの花束をもらった!
せっかくもらったのに、枯れるのを待つしかないの?
思い出のウェディングブーケを保存したい。
残して新居に飾りたい!枯らしたくない!
お誕生日に子ども達から初めてもらった花束。
お年玉や日々のお小遣いを貯めて、子どもたちみんなで用意してくれた。
写真は撮ったけど、こんな気持ちのこもったプレゼント、いつまでも見ていたいなあ。
など花束をもらった後の、保存について、私も花屋として多くのご相談をいただきます。
また最近では、大切に日々育てたガーデンのお花を残したいという方も多くいらっしゃします。
花の保存方法は大きく分けて3つの方法があります。
- ドライフラワーにして残す
- 押し花加工して残す
- 特殊加工して半永久的に残す(レカンフラワー)
詳しく解説していきますね。
1.ドライフラワーにして残す
室内の窓際(乾燥している場所)に吊り下げて、水分を抜き、乾燥させて保存する方法。
紫外線や時間の経過とともに、本来のお花の色よりもくすんでくる為、生花のもつ鮮やかさやみずみずしさは失われますが、そのはかなげな色合いや、経年劣化を楽しめるメリットがあります。
また、季節を問わず楽しめる為、冬のお花、夏のお花などを組み合わせたり、生花ではできないブーケが出来上がるのも特徴です。
2.押し花にして残す
生花がまだみずみずしいうちに、押し花マットや新聞紙、和紙などにはさみ、重しをのせることで水分を抜き、平たく乾燥させる方法です。
ブーケのやアレンジメントのように立体的にはできませんが、花弁や葉、茎などを使って、まるで絵画のようにデザインをしたりすることができます。
ウェディングブーケを押し花にして、ブーケを絵画のように平たい額の中で再現することもできます。
額の中に空気が入らないよう密封することが可能なため、ドライフラワーのように色あせることなく、長期間お楽しみいただけることが特徴です。
3.特殊加工して半永久的に残す(レカンフラワー)
生花を特殊加工にて水分を抜き、本来の色合いを残しながら、立体的に乾燥させ、立体的な額に保存する方法です。
押し花と比較して、本来生花のもつ美しいフォルム(形)や色合いをより再現しやすい為、いただいた花束やウェディングブーケを、より本物に近く組み立て再現できます。
押し花の額と同じく、立体的な額の中に空気に触れないよう密封する為、色あせることなく、長期間お楽しみいただけます。
いかがでしたか?
アトリエロイでは、レッスンでドライフラワーとして残す際のポイントもお伝えしています。
またレカンフラワークリエイター&インストラクターとして、特殊ドライフラワー加工を施すことも出来ますし、技術習得の講座も開催しております。
詳しくはこちら(レカンフラワーレッスン詳細)。